2016年12月31日土曜日

9日目、古都ルアンパバーン

昨日は29時間のバス旅の中で、座ることもできないので、
ものすごく寝たのですが、宿に着いて普通に寝ることが出来ました。
やっぱりバス移動は寝てても疲れるんですね。

さて、ここルアンパバーンでも、
1泊5ドル程度の安宿に滞在することにしました。
ここは、寝心地はあまり良くないのですが、朝ごはんが選べるらしい!
自分はホットケーキと緑茶を選びました。
クオリティもそこそこで素晴らしい?です。

今日は街の散策です。
ルアンパバーンについて、正直ほとんど何も知らないまま来ちゃったんですけど、
どうやらここはリゾート地のようです。
外国人観光客がたくさんいて、みんなのんびりくつろいだり、
バイクを借りて街を走り回っています。

ここの町並みはかなり特徴的なのですが、
西洋風の建物が立ち並び、また、仏教国でもあるので、
お寺もたくさんあります。
それらが1つの街の中にあるので、とても面白い風景になっています。








そしてびっくりしたのは、1本入った細い路地でも、生活感こそありますが、
そういった街の雰囲気を損ねるものが何一つなかったということです。
ほとんどの観光地でも、表通りは風情があるけれども、
1本裏に入ったら見ていられないような光景がよくあったりするので、
そこにはとても感心しました。




メコン川沿いの通りまで歩いて行くと、客引きのおっちゃんに声をかけられました。
話を聞いてみると、船で洞窟までいって、
洞窟に置いてある千体の仏像を見に行くというツアーでした。

この辺りでは、自分で船を持っていて、旅行会社とは契約せず、
自分で客引きしてツアーを行うおっちゃんがたくさんいます。

このおっちゃん達がどういう生活してるのかとか、
何考えてるのかとか色々気になって、
船に乗りもしないのにぺちゃくちゃ喋ってたのですが、
みんな気さくだし、お喋りすきだし、
断っても無理な客引きは絶対にしてこないし、
ほんとにいい人たちでした。
おっちゃんも、
「だいたい話しかけると目も合わせてくれない人ばかり。お喋りに付き合ってくれるのでも嬉しいよ」
と言っていて、どこの人でも思うことは一緒だよな、と感じました。
なのでラオスに行く人は、おっちゃんに話かけられても、無視はしないであげてくださいね。笑

街の中心にはプーシーの丘という、小高い場所があり、
夕焼けの時に、そこから見る街がすごく綺麗だという話を聞いたので、
行ってみることにしました。
300段以上の石段があり、それを途中の仏様を見に立ち止まりながら登ります。
そして、やっと頂上へ...



見えてきたのは、大量の観光客がひしめく姿でした。
どうやら、みんな考えることは全く同じだったみたいです。

人混みは嫌いなので、すぐに降りてきて、途中の開けた場所で、
町並みを見てました。
やはりこの街は独特で、見ているだけですごく楽しいです。





夜はナイトマーケットへ。
ここのナイトマーケットもかなり大きいです。
大体夕方の5,6時から夜の9時くらいまでやってます。




歩きながら屋台を見ていると、屋台の店員から
「こんにちは」
と話しかけられました。どうやら日本人。
えっ!?となって声が出せずにいると
「こんにちは...あ、Hello!」
違うんです、自分日本人なんですと主張しなきゃと思って、やっと
「こんにちは」
と発声することができました。

とりあえずそこのサンドイッチを頼み、
その店員の日本人と話してみることに。
どうやら彼は大学4年生で、以前からちょくちょくラオスに来ており、
ラオスで屋台をやってる家族と仲良くなり、
ここでホームステイをしながら屋台の手伝いをしているらしい。

そうして話している間にも、屋台で働いてるお母さんに呼ばれて忙しそうに働いていた。
同じ大学生でも、こんな面白そうな生き方してる人もいるんですね。

ほかに、豚の串を買って食べました。これで1万キープ(1キープ=70円)
ここらの店では、バーベキューみたいに炭火焼きで串を焼いて出してくれるので、
とても美味しかったです。




ぷらぷら歩いていると、昨日バスで一緒だった台湾人の4人組が。
お互いおおお、となって再会を喜んで、
その後のナイトマーケットを一緒に散策したり、バス会社を色々調べたり、
共に行動してました。
まあ昨日ぶりだったのですが、
こういうちょっとした出会いとか再会とかも、
常にぼっちなぶん、嬉しいものでした。

2016年12月30日金曜日

7,8日目、ルアンパバーンへ、地獄の29時間バス移動

今日は非常に長い一日で、かなり堪えました。

朝、体調もかなりよかったので、ハノイからルアンパバーン行きの
バスを予約しました。お値段50USドル。
安いのか高いのかわからなかったけど、まあ24時間かかるって聞いてたしこんなものかなと。
ハイシーズンなのに当日の予約ということで店員からえっ?て顔をされましたが、
なんとか席が残ってたみたいでよかったです。

出発が夕方5時半から6時と聞いていたので、ホテルをチェックアウトした後に
荷物を置かせてもらい、昼食と、まだ見に行っていなかった女性博物館に行ってきました。
実はベトナムに来て、フォーをまだ食べておらず、
歩いてたらフォーのお店を発見したので、チキンフォーを食べてきました。
食べやすい味で美味しかったです。これで3万5千ドン。



次に女性博物館です。
建物はかなり西洋チックな感じでおしゃれでした。



入館料3万ドンを払って中へ。
展示としては、ベトナム女性の民族衣装やアクセサリー、生活用品、
そして戦時中の女性と、様々な角度からの展示を行っていて興味深かったです。

そして宿に戻ってバスを待っていると、5時20分ごろに迎えのおじさんがやってきました。
外国で、時間前にくるとはあまり思っていなかったのでちょっとびっくりでした。

おじさんに連れられて集合場所に行くと、すでに数人の西洋人が。
この後もおじさんが何人か連れて来て、最終的には自分と西洋人が9人になりました。

さて、ここからバスのりばまでタクシーで行くみたいなのですが、
みんなでかいバックパックを持っているので、明らかに全員乗れそうにはありません。
運転手のおじさんが前の方に座った女性に、他の人の荷物をどんどん載せて無理やりつめていましたが、それも限界で、結局自分だけはタクシーに乗れず、
最初に迎えにきたおじさんのバイクに乗ることになりました。

おじさんのバイクは、人生最大に死の恐怖を感じたドライブでした。
そもそもバイクにミラーがなく、日本だったら間違いなくアウトなバイクな上、
常に電話したり、携帯見ながら運転したりで、
結構なスピードなのに周りをみていないおじさん。
せめて運転中は携帯さわらないでよ!って思っていたのですが、
どうしようもないので祈りながらしがみついてった結果、
なんとかおじさんの目的地までつくことができました。
が、まだバスのりばでは無いみたい。

とりあえずそこにいたもう一人の西洋人に話しかけると、
ここにタクシーが来て、それでバスのりばまで行けると。
なんというたらいまわし。

待ってる間も暇なのでその人と喋ってたのですが、
彼はロシア人で、8年間祖国に戻らずに働いたり、旅をしているらしかった。
しかも、つい最近まで韓国に住んでて、韓国人の彼女がいたと。
その彼女がイギリスに行くことになり、彼もイギリスに行こうとしたのだが、
ロシア人がイギリスで働くためにはかなりめんどくさい手続きが必要らしく、
彼女だけが先に行ってしまったと。
そしてようやくロシア彼の手続きが終わって、イギリスに行こうとしたタイミングで、
韓国彼女に新しい男が出来たという話を、どしょっぱなでされました。笑
アイスブレイクにしてはパンチ力強すぎて、
お、おうってなってしまって何も声をかけてあげられなかったのですが、
どこの国でもこういうことはあるんですね。笑

タクシーが来てからも2人で話してて、このバスの値段について気になったので、
「いくらだった?」
と聞いてみると、
「20ドル」との答えが。
え!?自分50ドル払ったんだけど...ぼられた...

けれどもまあ、宿の人はいろいろわがまま聞いてくれたし、
いいところだったので、そのお礼って考えて割り切ることにしました。

さて、タクシーが今度はようやくバスのそばにつき、
無事にバスに乗ることができました。
バスは寝台車両で、中はこんな感じになっています。



ですが、寝てみるとかなり狭くて、座ろうとしても上にも狭すぎて頭をぶつけます。
おまけに隣が大柄のロシア人なのでかなり窮屈です。
これで24時間か...
って思うと先が思いやられます。

途中から荷物と荷物キーパーも入ってきて、室内は超満員で、
間の通路にも人が寝っ転がり、屋上にも荷物が積まれてました。



この荷物キーパーたちがかなり厄介で、
やたら車の前方に行って運転手とテレビをつけて見ているのですが、
その音量が半端じゃない。
もっと小さな音でも聞こえるでしょ...
しかもデカイ声で爆笑してるので、全然ねられませんでした。

トイレ休憩は基本的になく、朝食、昼食、夕食のタイミングで休憩が入るので、
そこで済ませるって感じでした。
休憩ではローカルの食堂に泊まるのですが、
バス会社と結託してるからなのか、高い!そしてトイレが汚い!
外国人旅行者の間で、いつしか、
「このバスはクレイジー」
が口癖のようになってました。

そして翌朝、バスはラオスとの国境に止まっていました。
このあたりの景色なのですが、ラオスに入ってもずっとこんな感じでした。
家はこの写真とは違ってトタン屋根や藁葺きの屋根が中心で、数十年前の日本の山間部のような風景が、
国土全体に広がっている感じでした。




さて、いよいよ国境越えです。
この度の中でやりたかったことの1つが、陸路での国境越えだったので、
とても楽しみにしてました。

まずはベトナムの出国手続きです。
イミグレが開く午前7時まで待ち、やってきた係員に、
パスポートを預けると、特に何も聞かれることなく、
すぐに出国スタンプを押してくれました。

建物を出ると、道路を200mほど隔てて、ラオスのイミグレがあります。
歩いて進み、辿り着いたところ、どうやらこちらはまだ係員がいませんでした。
しかし普通に通り抜けられるっていう。
空港での審査とのあまりの違いに戸惑いを隠せませんでした。
国境警備がこんなにザルでいいのかラオス。

10分程度待ったところで係員が来て、
パスポートを渡したところ、
これ書いてと出入国カードを渡され、入国カードを記入。
バスのナンバーが分からなかったので、係員のおじさんに、
「あの、これ番号わからないんですけど...」
と素直に聞くと、
「ああ、いいよいいよ」
って普通に入国スタンプくれました。
こんな適当で大丈夫なのか...

こんな感じだったので、ラオスに変なのが入ってこないか心配になりましたが、
とりあえず陸路の入国は達成出来ました。
空港でする手続きとほとんど変わらず、意外と簡単でした。

しかしここからはラオス、
通る道が全て曲がりくねった山道で、
国境から目的地のルアンパバーンまで13時間もかかったので、
もはやバスの中は拷問状態でした。

そして夜10時前にようやく到着。
結局トータルで29時間程かかるという、地獄のような移動でした。

ちなみに、ハノイからルアンパバーンまで、
飛行機だと1時間でつきます。
値段も安いものだと片道1万円程度なので、よほどの物好きでなければ、
絶対に飛行機で行ったほうがいいです。笑
自分も二度と陸路ではラオスには来ません。

さて、ルアンパバーンまでついたはいいのですが、
どこに降ろされたのか全くわかりません。
バス旅の途中でもいろいろと話す機会の多かった、
台湾人4人と、ロシア人、そしてもう一人の西洋人女性と共に、
とりあえず降りた場所にいたトゥクトゥク(3輪タクシー)に乗ることにしました。
1人2ドルと言われると、そこで自分以外のみんながすかさず
「高い、1ドルで!」
とか、
「じゃあみんなで10ドルで」
とか言ってて、他の外国人旅行者の交渉の押しの強さに自分が怯んでしまいました。笑
結局自分は交渉のときに携帯のライトをつけることしか出来ないという。
でも1人の時に、自分でもできるようにならないといけないので、
このガツガツさを見習わないとなと思いました。

こうして交渉はまとまり、無事に宿までたどり着くことが出来ました。
同行してくれた人たちのお陰です。
今回のバス旅も人に恵まれてよかったです。

2016年12月28日水曜日

6日目、リハビリ

本当は今日ラオスに向かいたかったのですが、
朝起きて、まだ体調が完全でないと感じたので、
大事をとってもう一泊させてもらうことにしました。

体調が悪くてずっと寝てると、
英語で会話するのも面倒くさくなってくるし、
同室の人とコミュニケーションとることも自然と避けてしまっていて、
自己嫌悪にもなります。

なのでちょっとは動かないと体にも心にも悪いかなと思い、
夜の街を散策することにしました。

夜の街ということで、治安の話を少し。
ハノイの治安に関して、自分が感じたことですが、
この街はだいたいどこを歩いても人が沢山いて、
特に夜は賑やかなので、
身に危険を感じることはなかったです。
タクシーやマッサージ店、パン菓子売りの客引きも栄の錦三丁目ばりに多い&しつこい人もいますが、
基本的に無視すればそれ以上は言ってきません。

それよりも、ハノイの道路はものすごい交通量で、
信号もほとんどないところを車やバイクがビュンビュン通って行くので、
むしろ交通事故に遭いそうになることの方が怖いです。
かといって日本のように横断歩道で待っているだけでは、
永遠に車は止まってくれないので、
どこかで覚悟を決めて道路に出る必要があります。
自分は先頭の車の運転手をガン見しながら渡ってましたが、大体止まってくれました。笑

街を歩いていると、日本でもお馴染みのコンビニを見つけることができました。
中に入って品揃えを確認して見ると、意外となんでもそろっています。
ビールなども置いてあり、大体1万ドン-2万ドンくらい。安い。
有名なキシリトールのガムも、日本の半額くらいで売ってます。



自分はオレンジジュースが飲みたかったので、
日本でもなじみのあるパッケージであるこちらを購入。1万2千ドン。



ですが、後になって確認してみると、
なんと、中身が白っぽい。なんだこれ!もしかして腐ってる!?
と、食べ物に当たったばかりの自分は考えてしまったのですが、
よくパッケージを確認してみると、

牛乳+オレンジ風味のジュース

ってなにこれ。まずそう。
まあ買ってしまったものを捨てるのはもったいないので、
飲んでみたのですが、オレンジ風味のヨーグルトジュースで、
普通に美味しかったです。
ハノイの屋台やホテルで出されるジュースには炭酸が入っているものばかりなので、
炭酸が苦手な方はぜひコンビニでお買い求めください。



また、夜の時間帯に、ごみ収集車が回収していたのですが、
なんと、クラブミュージックのようなものを大音量で街中に流していました。
ほんとに、ハノイの人ってこういうドンチャカしたのが好きなんだなって実感しました。
だって、日本でゴミ収集車が大音量でAKB とか流してるのって考えられないですもんね。笑



少しものも食べられるようになってきたので、目についたケバブ料理屋に入りました。
このボリュームで3万ドン。本当にベトナムの物価は安いです。



味はもちろんおいしいのですが、こういう店で食べるときの課題として、
道路に面している席になることが多い、というものがあります。
目の前にものすごい数の車が走っていて、排気ガスがものすごく臭いため、
普通に食欲を失います。笑
食事のリハビリ中ということもあって、自分にはかなりしんどかったです。


さて、今日は2日ぶりにドミトリーに帰ってきたドイツ人のルームメイトに、
「あれ?まだいたの?」
と軽くジョブを受けてしまったので、明日にはここを出発できれば、と思います。

2016年12月26日月曜日

5日目、町並み

今日は体調を整えるために1日中ベッドで寝ていたので、
特に話題がありません。笑
なので、観光名所ではなく、宿の様子や、撮ってきたハノイの町並みを載せていきたいと思います。


まず、宿のベランダから。


宿のシャワールーム。
ビーサン必須です。


ドミトリーの様子。
男10人部屋です。
街の散策。
バイクがものすごく多いです。

踏切。
電車が来そうになると、係の人が手動で門を閉めます。

線路。
直ぐ側に家が並んでいます。
食堂。
こんな感じですごく賑やかです。

市場。
野菜が沢山売られています。
昼と夜のホアンキエム湖

台湾は町並みも文化もわりと日本に近い感じでしたが、
ベトナムはまさに東南アジア、って感じがしました。
街は排気ガスで臭いし、どこにいてもクラクションが鳴ってるし、
ぼったくろうと外国人を狙ってくるやつもいる。
けれども親切な人も多いし、
とにかく街の活気はものすごいです。
エネルギーに満ち溢れています。
日本からもさほど遠くなく、
手軽に異文化を体験したい、って方にはおすすめの場所だと思います。

さて、すでにこの宿に3泊しているので、
体調が整いしだい、ラオスに向かいたいと思います。

4日目、ハロン湾、そして不浄の...

はじめに、タイトルで薄々感づいてる方もいらっしゃると思いますが、
今日はあまりまとも&綺麗な話では無いので、
見たくないよ、という方は戻るボタンを押してください。笑


昨日、ホテルでハロン湾の観光ツアーを申し込みました。
日帰りで39US ドル。
ハノイとハロン湾はかなり離れており、バスで片道4時間、往復8時間の強行軍です。

すごく楽しみにしていたのですが、朝起きるとどうもお腹の調子が悪い。
昨日のパーティで飲み過ぎたからかな?まあそのうち治るでしょ。
と思って迎えのバスに乗ったのですが、全然治る気配がない。

バスに乗ってしばらくすると熱も出てきたようで、
まともに立っていられなくなりました。
休憩の度にトイレにも行かないといけない状況。
おそらく、昨日飲んだサトウキビジュースに入っていた氷にやられたか...

そして、4時間後、目的のハロン湾に到着しました。
ここで、ガイドさんに、
「チケットを買うのに数分かかるので、トイレに行きたい人は今のうちに行っといてください」
と言われたので、もしかしたらこれが最後のチャンスかもしれないと思い、
行っておくことにしました。

トイレに着いて、愕然としました。
まず個室の鍵がかからない。
正確には鍵はあるのですが、外から押したら普通に開くっていう。笑
そして紙もなく、あるのは写真のようなインド式のシャワーのみ。
インド人は右手にこのシャワーを持ち、
水を流しながら左手で直接お尻を拭きます。
そのため、インドでは左手は、「不浄の手」と呼ばれています。




通常であれば別の個室を探すのですが、
今回は他の個室を探してる時間もない!
そして今用を足さなければならない!
やるしかない!
と腹をくくりました。

そして恐る恐る試してみる。
あれ?風呂場でシャワーを浴びるような感覚だ...

意外にさっぱりするし、なによりこっちのほうがきちんと洗えてる感じがする。
なんだ、普通にいいじゃん!

鍵にトイレットペーパーに、
普通であれば絶対に使用しないトイレだったのですが、
人間追いつめられると、なんでもできるもんですね。

ハロン湾に出港する船がきて、乗り込みました。
ツアー客は19人いて、用意されてるのは6人がけのテーブルが3つ。
座ろうとすると、ガイドさんが、
「あなたはちょっとまってて」
えっ?と思って待っていると、みんな座ってしまいました。
どうやらクリスマスってこともあって、自分のほかはカップルや家族連ればかり。
唯一のaloneだった自分は、
簡易的な椅子をテーブルのお誕生日席に置かれて座ったのでした。

すぐに出港して、豪華な昼ごはんが用意されました。
けれども自分は、体調が悪くて食べ物が入らない。
しょうがないから諦めて、寝かせてもらうことにしました。

このクルーズには洞窟探検とかカヤック体験とか含まれていて、
すごく楽しみにしていたのですが、
まともに立っていられないし、迷惑をかけるだけだな、
と思い、結局ずっと船の中で寝ていました。
みんなが出て行ってしまって、自分はハロン湾でalone でした。
だから、写真とかはほとんど撮れていません。

宿に帰って、体調が悪いから延泊させてくれ、と伝えると、
店員さんがわざわざ薬局までいって薬を買ってきてくれました。
本当にここの宿の人は親切です。

そしてもらった薬なのですが、
1度に10-15錠飲んでくれと。
ここでは通貨だけではなくて、飲む錠剤の桁まで大きいのか。



というわけで、初めての食あたりに苦しめられた1日でした。







2016年12月25日日曜日

3日目、ハノイ

ハノイでは、今日から2日間、
一泊500円程度の安宿に泊まることにしました。
その名も、「backpackers hostel」

http://www.booking.com/hotel/vn/hanoi-backpackers-hostel.ja.html?label=gen173nr-1FCAEoggJCAlhYSDNiBW5vcmVmaPQBiAEBmAEVuAEKyAEM2AEB6AEB-AELqAID;sid=ca3f8942f1eed50d3d286576ae6c4e3a;dest_id=-3714993;dest_type=city;dist=0;hpos=1;room1=A%2CA;sb_price_type=total;srfid=18a3587a66768507a0670aa8c467d7da76b558f4X1;type=total;ucfs=1&

名前の通り、同室の客はみんなバックパッカーでした。
しかも全員白人or南米系の人たち。
昨日は
「ハロー」
とだけ声を交わして、シャワーを浴びたのだが、
なんと、ユニットバスのバスタブが無い作りで、
誰かがシャワーを浴びると床がびしょびしょになってしまう。
ここにきて、バスルームでビーサンが必要だと言われている理由を理解できた。
ただベッドは清潔だし、マットレスもふかふかで寝心地は良かったです。

朝9時に起きると、すでに同室の人はみんないなくなって1人でした。
朝食つきだったのでそれを食べ終わると、ホテルの店員が話しかけてきました。
「今日はどこいくの?」
「まだ決めてないよ」
「じゃあいいとこ教えてあげるよ」
って感じで、ハノイの観光名所とおすすめのルートを教えてくれました。
ありがたい。
また、話のなかで、ラオス行きのチケットも、ハロン湾の日帰りツアーもここで予約できることが分かったので、お願いすることにしました。
というかここの店員さんはお喋り好きで、おそらく自分と同年代なのだが、
ここの宿ではルームメイトよりも店員さんとたくさん喋っていました。

まずはホアロー刑務所へ。
19世紀に宗主国フランスによって建てられ、第二次世界大戦後もベトナム戦争などで使用されていた刑務所。
入館料3万ドンを払い中へ。
使用されていたギロチン、ギロチンで首を落とされた頭の写真、
刑務所内での人のサンプルなど、
かなり生々しい場所でした。
写真を撮る気も起きなかったので、気になる方はググるか見に来てください。

次にホーチミン廟、そしてホーチミンの家に行きました。
ホーチミン廟は、写真の大きな建物です。
ものすごい大きな広場でしたが、中にも入れないので外から建物を見るだけです。



ホーチミンの家は、入場料が確か3万ドンくらい。
ここはセキュリティ検査も厳しかったです。
自然の多い綺麗な場所でした。
ベトナム初代主席であったホーチミンは、
その身分にも関わらず、質素な暮らしをしていたようです。





出口では、何やら珍しいジュースがあったので頼んでみました。
機械で棒状の植物を絞ってジュースを作ってくれます。
これで3万ドン。
気になったのでなんの植物か聞いてみたら、サトウキビだそうです。
英語も分かる店員さんで助かりました。





ホーチミンの家を見終わり、元来た道を戻ろうとしていたのですが、
ビーサンで2時間以上歩き通したせいで、足がものすごく痛い。
なので、タクシーに挑戦しようとしました。
ベトナムでは、メイリンという会社のタクシーが、
ぼったくりなどのトラブルも少なくて安全らしいと聞いたので、
メイリンタクシーに乗ることにしました。

しかし、見つかるのですが、
やはり海外旅行者の間では同じ情報が出回っているのか、
毎回先客がいて乗れません。
しかも、手を上げて呼ぶと、後ろのタクシーがやってきます。
いつまでたってもメイリンタクシーには乗れないなと思って、
後から来たタクシーにお願いしようとしました。
メイリン以外でもまともなタクシーはあるだろうと。
「すいません、ここからホテルまで(1kmくらい)いくらですか?」
「4US ドルだよ」
「(高い!)じゃあいいです」
「へい、いくらならいいんだい?」
「いや、もうあなたのタクシーには乗らないんで」
ちなみにベトナムでの初乗りは1万ドン程度。およそ0.5US ドル。
完全にぼったくろうとしにきてました。
そういう人は交渉しても信用できないので、結局諦めて歩いて帰ってきました。
ほんとにビーサンの鼻緒が当たるところが痛かった。
その途中でハノイ大聖堂に立ち寄ってきました。
そこで、大聖堂の広場でクリスマスイベントが行われていて、
今日がクリスマスってことを思い出しました。笑



会場にはクリスマスのアレンジソングで、
めっちゃズンチャカしてる曲が流れてました。
普通こういうのってオルガンとかじゃ...
そういえば昨日乗ったベトジェットエアの機内も、
こんなような曲が流れてたし、もしかしたらベトナムの人は、
こういうノリのいいものが好きなのではと思いました。


ホテルに帰って痛めた足を少し休め、水上人形劇を見に行くことにしました。
水上人形劇は、文字通り水上で人形が踊る劇のことです。
どんなものかなと思っていたのですが。本当にクオリティが高くて感激しました。
まず、音楽はベトナムの民族音楽で、しかも生演奏です。
見たこともないいい感じの民族楽器に興奮しました。
声も生であててるし(ベトナム語だから分からないけど)、
人形の踊りも1つ1つの細かいしぐさが表現されていました。
そして龍が火を吐いたりしていたのですが、
ホールで火を使った演出ができるというのが、
自分の感覚からしたら驚きでした。笑

とにかく、また見に来たいと思えるような素晴らしい劇でした。
これで10万ドンなら本当に安いと思います。

ただ、劇はよかったのですが、客がイマイチでした。
開演後も切れ目なく、ぞろぞろ入り続けてくるし、
ずっとお喋りしてる声が聞こえるし、
フラッシュ炊きながら撮影している人もいるし。
オーケストラのコンサートばかり行ってたから、
こういった劇の鑑賞は、こういった光景が当たり前なのかな?と。
どちらにせよ、気持ちのいいものではありませんでした。

そして宿に帰ると、なんとクリスマスパーティをしていました。
自分も疲れて落ちきったテンションをなんとか上げて、
白人や南米人の人たちの会話に加わろうと頑張りましたが、
やはりこういう多人数の会話だと、英語力のなさがもろに露呈します。
1対1の会話ならわからないところを何度も聞き返せるけど、
大勢で喋ってると、みんなわかってるのに一人だけ英語がわからないからって聞き返せない。
結局、皆さん外でご飯や2次会などに行っていましたが、
自分は取り残されてしまいました。
もっと英語がちゃんと聞き取れるようになりたいな。

でもそんな自分を気遣ってくれてなのか、ホテルの店員さんがいろいろと話してくれました。
その中で、おすすめの店と料理を教えてくれたので、
1人で行ってくることにしました。

店に入ると、1階が満席だったので、2階へ。
2階にはだれもいなかった。
ぼっちで座り、注文してしばらくすると、料理の一部が運ばれてきました。
運んできてくれたのは同年代の女の子で、自分のところに料理をおいた後、
部屋の隅の方でニコニコしながらじっと待っていました。
なんで厨房に戻らないんだろうと思って声をかけると、
ほとんど英語は喋れないが、カタコトの英語でいろいろ聞いてきました。
どうやら21歳の大学生で、アルバイトで働いているらしい。
そこまで意思疎通がとれると、女の子は照れた感じで下に降りていきました。

あとから来た2人組のカップルが、
1フロアに1人ぼっちで飯を食べている自分を可哀想と思ってくれたからなのか、
「メリークリスマス」
と声をかけてくれた。
「メリークリスマス」
と返さざるをえなくなり、少し心が荒んでいたが、
そんなかわいらしい店員の女の子と話して、
穏やかになったクリスマスでした。

ちなみにドミトリーは男10人部屋。
聖夜はこの野郎どもと共に過ごします。
まあ日本にいるときも毎年そうなんですけどね。笑






2日目、はじめての交渉

朝はゆっくり起きて、朝食のパンを食べながらどこへ行こうか考えた結果、
今日は中正紀念堂に行くことにしました。
蒋介石を讃えて作られた建物で、
駅からも近く、とてもアクセスがよい場所です。
また、入館料もかかりません。

駅を出てすぐ、こんな大きな建物が。



どんどん中に進んでいくと、大きな門、そして2つの巨大な建物が現れました。
都心にこんなでかい広場と建物があるとは。
そのうちの1つ、下の写真の赤い建物は、なんとコンサートホールだそうです!
ぜひともこんなところで演奏してみたい!



ここまで見たところで、さすがに荷物を持って歩きまわるのも疲れてしまったので、
空港行きのバスがくる時間まで、休憩することにしました。

ぼーっと街を眺めてると、たくさんのバスとバイクが走っていきます。
そうしてバス停でまっていると、空港行きのバスを逃してしまいました。
台北では、バスに手をあげて停まってくれと伝えないと停まってくれません。
次のバスを捕まえて、無事に空港まで辿りつけました。83台湾ドルでした。


台湾、今回の旅のはじめの国でしたが、治安もいいし、見どころも多いし、公共交通機関も整っているしで、1人旅の勝手をつかむのには、とても良い国だったと思いました。
全然時間がとれなかったので、また来たいと思います。

さて、お次はベトナムです。
今回はベトジェットエアで、台北→ハノイで1万円ほどでした。
またまた荷物が7kg 制限だったので、前回同様レインコートに電子機器をすべて詰め込んで重量測定を突破しました。
LCCですが他に特別なことは何もなく、無事にベトナムのノイバイ国際空港に到着しました。

ベトナムでは、日本人はビザ無しで15日間まで滞在できます。
入国審査のときに、いつ出国するかは一応聞かれました。
自分は、バスでラオスに行くつもりだけど、まだチケットとってないから5日くらいかな?
と、結構適当な受け答えをしても入国できたので、よっぽど大丈夫だと思います。

入国してまずは現地通貨の引き下ろし。
ベトナムはベトナムドンという通過が使われているのですが、
およそ1円=200ドン。
普通に買い物したら何万、何十万ドンという大きさになります。
これでものすごく金銭感覚が狂いました。
ちなみに、現地の人も数字を全部いうのはめんどくさいらしく、
千以上の数字のみを使っていました。
5万ドンならfifty、20万ドンならtwo-hundred という具合です。
自分は100万ドンをおろし、すぐそばのお店で食べものを買ってお金を崩しました。
なので特に食べ物には期待していなかったのですが、かなり美味しかったです。
これで5万ドン。



次はいよいよタクシーです。
このノイバイ国際空港も、ハノイの市街地からかなり遠く、また電車も通っていないため、
市街地へのアクセス手段がタクシーかバス、ミニバスのいずれかになります。
空港インフォメーションで聞いたところ、
空港で頼める安全なタクシーがあるのですが、値段が25US ドル。
貧乏人にはかなり痛い値段です。
バスは安いのですが、宿から離れたところで降ろされてしまうため、
結局タクシーに乗らねばなりません。
そこで、自分はミニバスといって、数人集めてハノイ市内まで行ってくれるものを探すことにしました。
停車位置は宿から1km ほど離れていますが、歩けない距離ではありません。
これでお値段は約4USドルだそう。

ミニバスを探そうとターミナルに出たところで、
タクシーの客引きの兄ちゃんに声をかけられました。
「ヘイミスター、タクシーどう?15USドルだよ」
「空港のタクシーより安いね。けど自分お金ないし、ミニバス乗るよ」
「もう深夜11時だから、ミニバスはやってないよ」
「ほんとかよ。他の人に確認してくるわ」
「どうぞどうぞ」
兄ちゃんから離れ、ターミナルの警備員ぽい人に声をかける。
「すみません、ミニバスはまだありますか?」
「うん、あの銀色の車だよ」
「{やっぱりあるじゃねーか!}ありがとうございます!」
安心して、その車の方に走り寄る。
しかしそこに、なぜかまたさっきの兄ちゃんが。
「このバスだけどね、人も来ないから、ミスター1人でも乗せてくから10USドルでどう?」
「なんであんたがここにいるんだよ」
「タクシーの運転手はベトナム語しか話せないからね。」
「悪いけど、自分金ないから乗れないよ。」
「じゃあ8USドルでどう?」
ここまできて、たしかに1人でタクシー乗って8ドルなら破格だし、
まあいいかと思って妥協することにした。
フライトも疲れたし、とにかく早くホテルに行きたかった。
「いいよ。8USドルね。けどあんたのこと信用できないから、このノートにちゃんと値段かいて。」
「ははは、ok。」
「あとベトナムドンにしたらいくらになるの?」
「18万ドンだよ」
「じゃあそれで払うわ」
「待って、今いくら持ってる?」
ここでおかしいな、と思って、
「さっき下ろしたこれしかないよ{95万ドン見せる}」
「USドルはもってない?」
「持ってない{嘘}」
「日本円も持ってない?」
「持ってない」
「そうか...ok、じゃあこれは今先に払ってくれ」
「絶対後で追加請求されても払わんからな」
 「ok」
ここまで話して客引きは出て行った。
そして運転手の車に乗り込み、発車した。
すぐに、言葉はほとんど通じないが、
LINE で子供や奥さんと電話してる様子を聞かせてきた。
これには笑顔で応対していたのだが、なぜかどんどん周囲は暗く、人気もなくなっていく。
運転手のおっちゃんは、
「うちの近くだよ」
といってどんどん進んでいく。
まわりの景色がさらに寂れていって、さすがに身の危険を感じ始めた。
やばい、やはり騙されたか。
さっきの子どもとの電話も、自分を油断させるための罠だったのか...

そんな考えが駆け巡っていた。
そして、その路地の突き当りっぽいところで止まる。
こんなところでは、どうあがいても助けを求められない。

奥から、1人が車に近寄ってきた。
やばい、殺されるかもしれない...

だんだんはっきり見えるようになってきた。
女性のようだ。
すると運転手のおっちゃんが、
「あれ、俺の奥さん。」
そして奥さんが乗り込んできた。
奥さんを乗せた車は、元来た道を戻り、無事に目的地まで連れて行ってくれた。
どうたら、子供を寝かしつけた奥さんが、ただついてきたがってただけだったようだ。
運転手さんはカタコトでいろいろとハノイの名物を教えてくれたりしたし、
最後には握手も求められて、普通に良いおっちゃんだった。
でも本当に胃が痛かったよ...


今回は安くタクシーを利用できましたが、
運転手が悪い人だったりしたら普通に危ない状況になってたので、
ハノイに行く方は空港で呼んでくれるタクシーを利用することをおすすめします。笑







1日目、台北

空港泊。
ソファを確保できたのはいいものの、やはり寝心地はよくないし、
なぜか冷房がガンガンに効いててくそ寒い。
持参した100均のアルミシートに包まって、なんとか寝ることが出来ました。

そして朝。
とりあえず現地通貨を確保しなければならないので、
キャッシュコーナーへ。
そのまま持ってきた楽天カードを使ってキャッシングするつもりでした。が。
エラーコードが出てきてなぜか引き出せない。
暗証番号を間違えたのかと思い、何度もトライするけども全然ダメ。
もしやと思ってキャッシング利用可能枠を確認して見たら、

利用不可

の文字が。
え?国内で楽天カードのサイトを確認したときはキャッシングのシミュレーションのページも出てきたし、
なんか出来そうな雰囲気出してたよね!?
わざわざネット上で現地通貨の引き落とし方まで予習してたのに、利用可能額までは確認してませんでした。
本当にアホだ...

一応、直前に海外保険目的でエポスカードを作っていて、
それでキャッシングができるのが救いなんだけども、
利用可能額が10 万円。
ほぼ2 ヶ月で10 万円なので、1ヶ月で5 万円しか使えない計算。
他には昨日おろした非常用のUS ドルが400 ドルのみ。
いきなりこんなトラブルに見舞われるとは...
これから海外でクレジットカードで現地通貨をおろそうとしてる人は、
よく確認してくださいね。


さて、仕方がないので、
利用可能なカードで1000台湾ドル(1台湾ドル= 約4円)だけおろして、
台北市内に行くためにバスの予約へ。
台湾桃園空港から台北市内はかなり離れているため、
バスに乗らなければいけません。
バスカウンターに行ってみると、そこにはこんな感じで、
各バス会社のカウンターが5つほど並んでいます。



自分は台北市内に行ってくれそうなものの中で、一番安いのを選びました。
taipei main station 行きで90台湾ドルのチケットです。
1時間半ほどかけて台北市内へ。

しかし、無事に台北までつけたのはいいですが、
行きたい場所だけ決めて、そこまでの行き方もなにも調べないで来ちゃった上に、
地図も持ってないので、完全に迷子になっちゃいました。
どこにいるかも分からないし、目的地の場所もわからない。
どうしようか...
と困っていたのですが、意外となんとかなりました。
こんな外国人がRPG さながらに街の人を止めて話しかけまくっても、
言葉が分かる人も分からない人も、嫌な顔1つせず、
みんな立ち止まって必死で伝えようとしてくれたり。
ローカルバスで両替が出来ないことを知らないまま乗り込んで
詰みかけてしまったときも、
若い兄ちゃんがいいよいいよってバス代を代わりに払ってくれたり。
おかげさまで、なんとか見たかったところを一通り回ってくることができました。
自分が会った台湾の人はみんな親切で、助けられました。

今日は、忠烈祠と、九份、寧夏夜市に行ってきました。
忠烈祠は、微動だにしない兵隊さんがいるところで有名な場所です。
実際、ポーズをとっている兵隊さんはほとんど動かないし、
あとみんななぜか肌が綺麗というのもあって、
人形と見紛うかのようでした。



自分が行ったときは、ちょうど交代のタイミングで、
4人の兵隊さんが一糸乱れぬ動作を見られて、本当にラッキーでした。

九份は、千と千尋の神隠しのモデルになったという噂のある場所。
台鉄台湾駅から電車とバスを乗り継いで約1時間の場所にあります。
レトロな商店街で、日本の温泉街を見ているかのようでした。
そしてメインの目的はあの有名な建物だったのですが、
なぜか見つけられず、雨もものすごく強かったので諦めて帰ってきました。



寧夏夜市は、夜に開かれる、屋台ストリートのようなものなのですが、
店の数も人の賑わいもすごい。
活気かあって、見ているだけで楽しい場所でした。



自分は2件寄って、4品食べてきました。
米粉の麺(30台湾ドル)と豚肉をかけたご飯(30台湾ドル)が、
日本人の口に合う味付けで美味しかったです。
台湾では臭豆腐が有名らしいですが、
店の前を通っただけでやばい臭いがしてたので、
ちょっと挑戦する勇気はなかったです。
また機会があったら食べてみたいと思います。





一通りやることを終えて、宿へ。
バックパッカーらしく、相部屋のホステルに泊まってみようと思い、
前日にbooking.com で一番安い宿を予約して行きました。
朝食つき、フリードリンク付きで1000円ほどです。

http://www.booking.com/hotel/tw/sleep-taipei.ja.html

どんなものかと身構えていたのですが、部屋もシャワールームも綺麗だし、
オーナーさんもいい人で、自分が洗濯物をきちんと絞りきれずに、
部屋をびちょびちょにするという失態をいきなりかましたのですが、怒らずに処理してくれて、
おまけに有料の乾燥機まで無料で貸してくれました。
自分が日本人への評価を下げてしまったかも知れませんが。
あと、4人の相部屋だったのですが、
台湾を自転車で1周しようとしている韓国人の男子学生と話すことができて、
いろいろ情報も共有できる環境だと思い、これはこれで良いかなと思いました。
ここの宿は本当におすすめできるので、台北に行く機会のある方がいましたら、
ぜひ泊まって見てください。
それでは。