2016年12月31日土曜日

9日目、古都ルアンパバーン

昨日は29時間のバス旅の中で、座ることもできないので、
ものすごく寝たのですが、宿に着いて普通に寝ることが出来ました。
やっぱりバス移動は寝てても疲れるんですね。

さて、ここルアンパバーンでも、
1泊5ドル程度の安宿に滞在することにしました。
ここは、寝心地はあまり良くないのですが、朝ごはんが選べるらしい!
自分はホットケーキと緑茶を選びました。
クオリティもそこそこで素晴らしい?です。

今日は街の散策です。
ルアンパバーンについて、正直ほとんど何も知らないまま来ちゃったんですけど、
どうやらここはリゾート地のようです。
外国人観光客がたくさんいて、みんなのんびりくつろいだり、
バイクを借りて街を走り回っています。

ここの町並みはかなり特徴的なのですが、
西洋風の建物が立ち並び、また、仏教国でもあるので、
お寺もたくさんあります。
それらが1つの街の中にあるので、とても面白い風景になっています。








そしてびっくりしたのは、1本入った細い路地でも、生活感こそありますが、
そういった街の雰囲気を損ねるものが何一つなかったということです。
ほとんどの観光地でも、表通りは風情があるけれども、
1本裏に入ったら見ていられないような光景がよくあったりするので、
そこにはとても感心しました。




メコン川沿いの通りまで歩いて行くと、客引きのおっちゃんに声をかけられました。
話を聞いてみると、船で洞窟までいって、
洞窟に置いてある千体の仏像を見に行くというツアーでした。

この辺りでは、自分で船を持っていて、旅行会社とは契約せず、
自分で客引きしてツアーを行うおっちゃんがたくさんいます。

このおっちゃん達がどういう生活してるのかとか、
何考えてるのかとか色々気になって、
船に乗りもしないのにぺちゃくちゃ喋ってたのですが、
みんな気さくだし、お喋りすきだし、
断っても無理な客引きは絶対にしてこないし、
ほんとにいい人たちでした。
おっちゃんも、
「だいたい話しかけると目も合わせてくれない人ばかり。お喋りに付き合ってくれるのでも嬉しいよ」
と言っていて、どこの人でも思うことは一緒だよな、と感じました。
なのでラオスに行く人は、おっちゃんに話かけられても、無視はしないであげてくださいね。笑

街の中心にはプーシーの丘という、小高い場所があり、
夕焼けの時に、そこから見る街がすごく綺麗だという話を聞いたので、
行ってみることにしました。
300段以上の石段があり、それを途中の仏様を見に立ち止まりながら登ります。
そして、やっと頂上へ...



見えてきたのは、大量の観光客がひしめく姿でした。
どうやら、みんな考えることは全く同じだったみたいです。

人混みは嫌いなので、すぐに降りてきて、途中の開けた場所で、
町並みを見てました。
やはりこの街は独特で、見ているだけですごく楽しいです。





夜はナイトマーケットへ。
ここのナイトマーケットもかなり大きいです。
大体夕方の5,6時から夜の9時くらいまでやってます。




歩きながら屋台を見ていると、屋台の店員から
「こんにちは」
と話しかけられました。どうやら日本人。
えっ!?となって声が出せずにいると
「こんにちは...あ、Hello!」
違うんです、自分日本人なんですと主張しなきゃと思って、やっと
「こんにちは」
と発声することができました。

とりあえずそこのサンドイッチを頼み、
その店員の日本人と話してみることに。
どうやら彼は大学4年生で、以前からちょくちょくラオスに来ており、
ラオスで屋台をやってる家族と仲良くなり、
ここでホームステイをしながら屋台の手伝いをしているらしい。

そうして話している間にも、屋台で働いてるお母さんに呼ばれて忙しそうに働いていた。
同じ大学生でも、こんな面白そうな生き方してる人もいるんですね。

ほかに、豚の串を買って食べました。これで1万キープ(1キープ=70円)
ここらの店では、バーベキューみたいに炭火焼きで串を焼いて出してくれるので、
とても美味しかったです。




ぷらぷら歩いていると、昨日バスで一緒だった台湾人の4人組が。
お互いおおお、となって再会を喜んで、
その後のナイトマーケットを一緒に散策したり、バス会社を色々調べたり、
共に行動してました。
まあ昨日ぶりだったのですが、
こういうちょっとした出会いとか再会とかも、
常にぼっちなぶん、嬉しいものでした。

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