ハノイでは、今日から2日間、
一泊500円程度の安宿に泊まることにしました。
その名も、「backpackers hostel」
http://www.booking.com/hotel/vn/hanoi-backpackers-hostel.ja.html?label=gen173nr-1FCAEoggJCAlhYSDNiBW5vcmVmaPQBiAEBmAEVuAEKyAEM2AEB6AEB-AELqAID;sid=ca3f8942f1eed50d3d286576ae6c4e3a;dest_id=-3714993;dest_type=city;dist=0;hpos=1;room1=A%2CA;sb_price_type=total;srfid=18a3587a66768507a0670aa8c467d7da76b558f4X1;type=total;ucfs=1&
名前の通り、同室の客はみんなバックパッカーでした。
しかも全員白人or南米系の人たち。
昨日は
「ハロー」
とだけ声を交わして、シャワーを浴びたのだが、
なんと、ユニットバスのバスタブが無い作りで、
誰かがシャワーを浴びると床がびしょびしょになってしまう。
ここにきて、バスルームでビーサンが必要だと言われている理由を理解できた。
ただベッドは清潔だし、マットレスもふかふかで寝心地は良かったです。
朝9時に起きると、すでに同室の人はみんないなくなって1人でした。
朝食つきだったのでそれを食べ終わると、ホテルの店員が話しかけてきました。
「今日はどこいくの?」
「まだ決めてないよ」
「じゃあいいとこ教えてあげるよ」
って感じで、ハノイの観光名所とおすすめのルートを教えてくれました。
ありがたい。
また、話のなかで、ラオス行きのチケットも、ハロン湾の日帰りツアーもここで予約できることが分かったので、お願いすることにしました。
というかここの店員さんはお喋り好きで、おそらく自分と同年代なのだが、
ここの宿ではルームメイトよりも店員さんとたくさん喋っていました。
まずはホアロー刑務所へ。
19世紀に宗主国フランスによって建てられ、第二次世界大戦後もベトナム戦争などで使用されていた刑務所。
入館料3万ドンを払い中へ。
使用されていたギロチン、ギロチンで首を落とされた頭の写真、
刑務所内での人のサンプルなど、
かなり生々しい場所でした。
写真を撮る気も起きなかったので、気になる方はググるか見に来てください。
次にホーチミン廟、そしてホーチミンの家に行きました。
ホーチミン廟は、写真の大きな建物です。
ものすごい大きな広場でしたが、中にも入れないので外から建物を見るだけです。
ホーチミンの家は、入場料が確か3万ドンくらい。
ここはセキュリティ検査も厳しかったです。
自然の多い綺麗な場所でした。
ベトナム初代主席であったホーチミンは、
その身分にも関わらず、質素な暮らしをしていたようです。
出口では、何やら珍しいジュースがあったので頼んでみました。
機械で棒状の植物を絞ってジュースを作ってくれます。
これで3万ドン。
気になったのでなんの植物か聞いてみたら、サトウキビだそうです。
英語も分かる店員さんで助かりました。
ホーチミンの家を見終わり、元来た道を戻ろうとしていたのですが、
ビーサンで2時間以上歩き通したせいで、足がものすごく痛い。
なので、タクシーに挑戦しようとしました。
ベトナムでは、メイリンという会社のタクシーが、
ぼったくりなどのトラブルも少なくて安全らしいと聞いたので、
メイリンタクシーに乗ることにしました。
しかし、見つかるのですが、
やはり海外旅行者の間では同じ情報が出回っているのか、
毎回先客がいて乗れません。
しかも、手を上げて呼ぶと、後ろのタクシーがやってきます。
いつまでたってもメイリンタクシーには乗れないなと思って、
後から来たタクシーにお願いしようとしました。
メイリン以外でもまともなタクシーはあるだろうと。
「すいません、ここからホテルまで(1kmくらい)いくらですか?」
「4US ドルだよ」
「(高い!)じゃあいいです」
「へい、いくらならいいんだい?」
「いや、もうあなたのタクシーには乗らないんで」
ちなみにベトナムでの初乗りは1万ドン程度。およそ0.5US ドル。
完全にぼったくろうとしにきてました。
そういう人は交渉しても信用できないので、結局諦めて歩いて帰ってきました。
ほんとにビーサンの鼻緒が当たるところが痛かった。
その途中でハノイ大聖堂に立ち寄ってきました。
そこで、大聖堂の広場でクリスマスイベントが行われていて、
今日がクリスマスってことを思い出しました。笑
会場にはクリスマスのアレンジソングで、
めっちゃズンチャカしてる曲が流れてました。
普通こういうのってオルガンとかじゃ...
そういえば昨日乗ったベトジェットエアの機内も、
こんなような曲が流れてたし、もしかしたらベトナムの人は、
こういうノリのいいものが好きなのではと思いました。
ホテルに帰って痛めた足を少し休め、水上人形劇を見に行くことにしました。
水上人形劇は、文字通り水上で人形が踊る劇のことです。
どんなものかなと思っていたのですが。本当にクオリティが高くて感激しました。
まず、音楽はベトナムの民族音楽で、しかも生演奏です。
見たこともないいい感じの民族楽器に興奮しました。
声も生であててるし(ベトナム語だから分からないけど)、
人形の踊りも1つ1つの細かいしぐさが表現されていました。
そして龍が火を吐いたりしていたのですが、
ホールで火を使った演出ができるというのが、
自分の感覚からしたら驚きでした。笑
とにかく、また見に来たいと思えるような素晴らしい劇でした。
これで10万ドンなら本当に安いと思います。
ただ、劇はよかったのですが、客がイマイチでした。
開演後も切れ目なく、ぞろぞろ入り続けてくるし、
ずっとお喋りしてる声が聞こえるし、
フラッシュ炊きながら撮影している人もいるし。
オーケストラのコンサートばかり行ってたから、
こういった劇の鑑賞は、こういった光景が当たり前なのかな?と。
どちらにせよ、気持ちのいいものではありませんでした。
そして宿に帰ると、なんとクリスマスパーティをしていました。
自分も疲れて落ちきったテンションをなんとか上げて、
白人や南米人の人たちの会話に加わろうと頑張りましたが、
やはりこういう多人数の会話だと、英語力のなさがもろに露呈します。
1対1の会話ならわからないところを何度も聞き返せるけど、
大勢で喋ってると、みんなわかってるのに一人だけ英語がわからないからって聞き返せない。
結局、皆さん外でご飯や2次会などに行っていましたが、
自分は取り残されてしまいました。
もっと英語がちゃんと聞き取れるようになりたいな。
でもそんな自分を気遣ってくれてなのか、ホテルの店員さんがいろいろと話してくれました。
その中で、おすすめの店と料理を教えてくれたので、
1人で行ってくることにしました。
店に入ると、1階が満席だったので、2階へ。
2階にはだれもいなかった。
ぼっちで座り、注文してしばらくすると、料理の一部が運ばれてきました。
運んできてくれたのは同年代の女の子で、自分のところに料理をおいた後、
部屋の隅の方でニコニコしながらじっと待っていました。
なんで厨房に戻らないんだろうと思って声をかけると、
ほとんど英語は喋れないが、カタコトの英語でいろいろ聞いてきました。
どうやら21歳の大学生で、アルバイトで働いているらしい。
そこまで意思疎通がとれると、女の子は照れた感じで下に降りていきました。
あとから来た2人組のカップルが、
1フロアに1人ぼっちで飯を食べている自分を可哀想と思ってくれたからなのか、
「メリークリスマス」
と声をかけてくれた。
「メリークリスマス」
と返さざるをえなくなり、少し心が荒んでいたが、
そんなかわいらしい店員の女の子と話して、
穏やかになったクリスマスでした。
ちなみにドミトリーは男10人部屋。
聖夜はこの野郎どもと共に過ごします。
まあ日本にいるときも毎年そうなんですけどね。笑
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