2017年3月4日土曜日

50日目、休日のアビヤネ

今日は、イスファハーンのドミで、
カーシャンのホームステイの情報を教えてくれたマキシムが、
アビヤネって村にもぜひ行くといいよと言っていたので、
自分も行ってみることにしました。



カーシャンとアビヤネは100kmくらい離れているので、
モーセンにお願いして、タクシーを呼んでもらいました。
アビヤネの往復で20ドルです。




タクシーの運転手は、フレンドリーで、
ちょこちょこ景色の良いポイントにくると、
速度を落として、
フォト、フォトと促してくれました。






アビヤネは、とある山の頂上にあって、
およそ2500年ほどの歴史のある村だそうです。
家は泥と木などから作られていて、
女性も独特の花柄の服を着ていて、
昔からの生活が残っていると。


マキシムもそういった写真を見せてくれていて、
すごく楽しみな場所でした。


カーシャンから1時間ちょっとで、
アビヤネに到着しました。


タクシーの運転手に、
おすすめの場所だけ聞いて、
あとは1人でアビヤネの村を回ることにしました。


歩いていると、
早速イラン人の学生集団にセルフィーと言われ、
交代交代でパシャパシャ撮られていきました。



どうやら学校のサッカークラブの旅行らしく、
引率の先生もいました。
生徒が、先生も撮ろうと促していたのですが、
先生は、俺はいいよという感じでした。



しかし、だんだんと先生も写真に入ってきて、
最後に自分のカメラで撮影をお願いしたときは、
2人の先生が我先にって感じで、センターに入ってきていました。笑

本当にイランの人はフレンドリーです。






さて、撮影会も終わったところで、
1箇所目、fire temple に向かいました。



あれ?閉まってる?



しょうがないので他のおすすめされた場所にも行ったのですが、
ことごとく閉まっていました。




え、なんで?
マキシムは写真も撮ってたのに...





ちょっと考えて、ふと思い出しました。






そうだ、今日、金曜日だ。




イスラムでは、休息日は日曜ではなく、金曜日なのです。
すっかり忘れてた...

地元の人もほとんどいないし。。






1箇所だけ、開いていたので、
そこだけお邪魔しました。






ただ、それ以外は本格的に何もなかったので、
ぶらぶらと街歩きをして、建物を眺めていました。
街並みは、確かに他ではみたことのないような感じで、
歩いていて楽しかったです。








カーシャンへ帰り、バスでテヘランまで行く予定だったのですが、
予想外に早く終わってしまったので、
バスステーションにも予定の3時間前についてしまいました。笑



でも、3時間もバスステーションで待っているのもだるかったので、
チケットをもっと早い時間のものに変更できないか聞いたところ、
あっさりokでした。



ということで、カーシャンからテヘランまで、
VIPバスで、およそ3時間の道のりで、16万リアルでした。




テヘランに着くと、
バスを降りてすぐ近くにメトロがありました。





テヘランは結構メトロが発達していて、
7000リアルで街の大体の場所に行けるので、
本当に便利です。



といっても、初めてのイランのメトロで、
どの路線にのったらいいか分からなかったので、
構内でうろうろしていると、
同年代のイラン人の青年が声を掛けてくれて、
目的地まで連れて行ってくれることになりました。



彼は自分から、
英語は喋れるかと聞いてきたのに、
実際話してみるとほとんど意思の疎通ができなかったのですが、
彼の使っているのと同じ香水の新しいやつをくれたり、
電話番号を聞いてきたりで、
やはりコミュニケーションをとりたいということは伝わってきたので、
言葉は分からなくても嬉しかったです。



その一方で、電車の中で、
直ぐ側でチンチョンチャンとか言って馬鹿にしてくるイラン人もいてうざい!
って状況だったので、ほんとに両極端ですが。



自分を連れて行ってくれたイラン人は同じ駅ではなかったのですが、
最後まで見送ってくれました。



まずやることは、
アルメニア行きのバスチケットの購入です。



入ってすぐのバスチケットカウンターで、アルメニスタンと連呼していると、
近くのおじさんが、アルメニア行きのバスを扱ってる会社のカウンターまで連れて行ってくれました。




アルメニアの首都エレバンまで、180万リアル、
自分はドルで支払ったので、47ドルでした。
(1ドル=38000リアルで計算)
毎日、13時発のバスがありました。




これは越境バスで、チケットを買う際に、パスポートを確認されるので、
持参していく必要があります。




チケットも無事購入でき、
すでに遅い時間になってしまったので、
宿に向かいました。




テヘランでは有名な安宿、
マシュハドホテルです。




まあベッド1つくらい空いてるだろと思って、
予約せずに行ったのですが、
いざついて確認してみると、
なんと、ドミトリーは5日先まで満室らしい。
こんなに人気の場所だとは思わなかった。



幸いシングルルームは空いているみたいで、
値段も1泊10ドルと、許容範囲だったので、
ここに2泊することにしました。



ここの宿は、
店員の態度が良くないと聞いていて心配していました。



確かにはじめに来たときは、
自分が話してるときもずっと携帯みてるし、
机に足投げ出したままだしで、態度は良くなかったのですが、
必要なことは、頼めば全部やってくれたので、
自分はとくに問題を感じませんでした。

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