2017年3月4日土曜日

44日目、シーラーズからヤズドへ

昨日やりのこした、
ピンクモスクに行くというタスクを達成するために、
朝早めに起きて、ピンクモスクに向かいました。


今日は開いてる時間に着くことができて、
入場料は15か20万リアルでした。



モスク自体は、ほぼ1つの部屋しか見るところがなかったのですが、
その部屋のなかに、
ステンドグラスを透過した朝日が、床に映し出されて、
ものすごく綺麗でした。
ただ、モスクなのに写真を撮ってる観光客しかいませんでしたが。笑






今日は、シーラーズからヤズドへ、バスで向かいます。
昨日、Karandishバスターミナルのカウンターでチケットの購入をしました。
20万リアルでした。
6時間の乗車でこの料金は、ものすごく安いと思います。





道中の景色




隣には、イラン人の青年が座りました。
彼は英語が話せたので、イランでの生活について色々聞くことが出来ました。


イランは宗教が大きく生活に関わっているので、
かなり戒律の厳しい国だと思っていました。


実際、縛りは多いのですが、
その中でもこっそりと違法になることも楽しんでいていることを聞いてびっくりでした。
まあそれでも、宗教の縛りのない国に比べたら、
出来ることの幅はまだ狭いですけれど。


やはりイランでも、若者からしたら、
宗教の縛りは嫌いみたいです。
最終的にはその辺りの愚痴を聞く感じになっていました。笑


シーラーズから6時間半ほどで、
ヤズドのバスターミナルに到着しました。



ここでも2台のタクシーのドライバーが待ち構えていたので、
おとなしく乗ることにしました。



ホテル名を言うと、
1人のドライバーが7万リアルと言いました。
すると、もう1人のドライバーが5万リアルと掲示して、
この2人の間で言い争いし始めました。


自分としては安い方が助かるので、
5万リアルのドライバーに着いていくことにしたのですが、
7万リアルを掲示してきたドライバーが、
「そんなに安いのは君を別のホテルに連れていって仲介料をもらうためだよ」
とかしきりに言っていたので、
5万リアルを掲示したドライバーも多少ムキになったのか、
アル中め、だとか言い返してるだけでなく、
車に乗ってからも、ホテルにわざわざ電話して、
正しいホテルに連れて行っているだろう、
とかいう主張をひたすらしていました。



ということで、はじめは騙すつもりがあったとしても、
こういう状況になった場合は、
運転手もムキになって、意地でも正しいところまで連れて行ってくれるので、
運転手同士で喧嘩をしてくれるのは、むしろ助かります。笑




結局、ホテルまでは20分程度の距離でした。
運転手同士で勝手に価格競争をしてくれた結果なので、
おそらくこれが適正価格なのでしょう。
体感にして、シーラーズの半額程度でタクシーに乗れることが分かりました。




到着したのも夜だったので、宿から徒歩1分のところにあった、
Jameh mosqueにだけ行くことにしました。
夜はブルーにライトアップされていて、
すごく綺麗でした。




今日の宿は、オリエントホテルという、
歴史のあるホテルです。
といっても、自分が泊まる予定だったのはドミトリーなので、
1泊10ドルでした。


チェックインのときに、お腹が痛いから、
早く部屋に案内してくれというと、
なぜだか1泊35ドルのプライベートルームに案内してくれて、
「君はpoor guyだからドミトリーと同じ値段でこの部屋にしてあげるよ」
と。
poor guyの意味が、単にお腹が痛くて可哀想だったのか、
ものすごく貧乏そうに見えたからなのかは、
未だに分かっていないのですが、
どっちにしろものすごいラッキーだったのでノープロブレムです。




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