ピンクモスクは、朝行くと、
ステンドグラスの光が床に映って、
ものすごく綺麗な場所だとサイードから聞きました。
なにそれ、行きたい!
と思って、サイードの父さんにタクシーをお願いしました。
そして着くと、
別のタクシーのおっちゃんに声を掛けられました。
「午前はもう閉まっちゃったよー。」
「えっ?まじですが!?」
「うん。でももしかしたらまだ開けてくれるかもしれないから、確認してきたら?」
ってことでダッシュで確認しに行ったのですが。
完全に門が閉まってる。
門には11時半までと書いてあるのですが、実際は11時で閉まっちゃうみたいです。
まじかよ...
諦めてペルセポリスに向かおうと思ったところで、
そのおっちゃんに、
「ペルセポリスとネクロポリスに、22ドルで行ってあげるから乗れ!」
と。
たしかにものすごくグッドタイミングで、悪くない値段だったのですが、
自分で調べたかぎり、バスでも行けそうなことを聞いていたので、
その場は断ってバスターミナルに向かいました。
バスターミナルも、着いたはいいのですが、
ペルシャ語だらけでわけが分からなかったので、
informationと書かれた場所で話を聞くことに。
そこで、バスのことをきいたのですが、
なんと、午前6時と、午後9時のバスしかないらしい。
現在時刻は午後1時。
流石に夜まで待つわけにもいかず、
かといって1日を無駄にもしたくなかったので、
諦めてタクシーを雇うことにしました。
これならさっき雇っとけばよかった...
道を歩いていると、
ペルシャ語しか話せないおっさんが、
ペルセポリスと声を掛けてきたので、
ペルセポリスとネクロポリスと、シーラーズまでの帰りのタクシーを、
80万リアルでお願いすることにしました。
ただ、乗った後に分かったのですが、
速度メーターとエンジンメーターが動いてないし、
左のサイドミラーも壊れているし、
おっさんの前歯はないしで、
ちょっとやばい車乗っちゃったかもって気付きました。
まあ幸い、おっさんの目を見ている感じ、
悪い人ではなさそうだったので、
事故らないことを祈りながら乗ってました。
そんな感じで無事にペルセポリスまで着きました。
入場料は20万リアルです。
自分は世界史選択ではないので、詳しいことは知らないのですが、
2千年以上前の建築物が、この状態で残っているのは驚きでした。
ペルセポリスから車で10分位のところにある、
ネクロポリスにも行ってきました。
ただ、こちらの入場料20万リアルに怯んだのと、
そとからでもどんな感じか分かったので、
外から見るだけにして帰ってきました。
そこからシーラーズに帰ってきたのですが、
この英語を話せないおっさんとトラブルになりました。
というのも、はじめにシーラーズの宿まで帰ってくると約束したのですが、
何回も違う場所で降ろそうとしてきます。
ここはシーラーズだ、といって、
街の入り口で降ろそうとして、
ホテルまで行きたければ別料金だ、といってきたり。
幸い、はじめに自分のノートに、行き先と料金を全部書かせてあったので、
それを証拠に主張できたのですが、
それでも違うホテルで降ろそうとしてきたりと、
非常に面倒くさかったです。
頭にきたので、怒鳴りながらマイホテル、マイホテルと、
方向を指差しながら言い続けてたら、
渋々向かってくれました。
それでやっと宿までつけたのですが、
最後にチップまで要求してきたので、
はねのけて帰ってきました。
タクシーってやっぱりトラブル多いから乗りたくないのよね。
さて、昨日入れなかった、
鏡の部屋に入るために、
Shahcheraghにリベンジしてきました。
幸いなことに、今日のガイドは、
鏡の部屋も案内してくれました。
ものすごくキラキラした部屋の中で、
ムスリムの人たちが祈りを捧げていました。
今日は金曜日で、ムスリムの休日なので、
バザーを含むほとんどの店が開いていなかったのですが、
たまたま開いていたお店で晩ごはんを買いました。
おかゆのようなスープで、これは2万リアルでした。
昨日今日と、ほとんどバーガーとかのパンしか食べていなかったので、
これは本当に助かりました。
イランにきてから、街を歩いていると、
陽気なおっさんから学生、
ヒジャーブを被った女性にまで、
さまざまな人に話しかけられます。
もちろん、ほとんどはカタコトの英語しか話せないのですが、
だいたい、出身国を聞かれて、
ウェルカムトゥイランと言ってくれます。
あとは、持ってるお菓子やナッツを分けてくれたり。
結構フレンドリーです。
ただ、若い男の中に、たまにすれ違い様にチョンチョンチョンっていって馬鹿にしてくるのもいます。
しょうもないですが、無視してれば特に害はないので気にしません。
ここでも、インドみたいに、はじめましての後、いきなり2ショットも求められます。笑
そんなに外国人が珍しいんでしょうか。
ですが、女性にもお願いされるので、かなりびっくりしました。
なにせ、バスも前と後ろで、男女の席が分かれていて、
戒律の厳しい国だと思っていたので、
女性がこんなに外国人男にフランクにしてくるのはびっくりでした。
意外と寛容なんですね。
さて、明日こそ、
朝のピンクモスクを拝みたいと思います。
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