バンコクでは、スワンナプーム国際空港へは鉄道で簡単にアクセス出来ます。
滞在している場所にもよりますが、安ければ40バーツ、
何度か鉄道を乗り換える必要があっても、
100バーツ以内で空港まで行けると思います。
フライトはタイ航空です。バンコク→カトマンズで33000円なり。痛い。
でもLCCも探したのですが、どこも3万円くらいからのチケットしかなくて、
おまけに長い乗り継ぎもあったので、
少し余分に払って、直行便のチケットを買いました。
ネパール行きの航空券が総じて高いのかな。
でもその分、飛行機の中は快適でした。
モニターもついてて暇つぶしに困らないし、
ドリンクは無料だし、
おいしい機内食も出てきてテンションが上りました。
今回のフライトでは窓側の席をとったのですが、
カトマンズに近づいてくると、
ヒマラヤの山々が見えて絶景でした。
ネパールに行く際は、ぜひ窓際の席をとることをおすすめします。
カトマンズのトリブハン国際空港につきました。
ここはネパール唯一の国際空港なので、
さぞ立派に作られてるんだろうとおもいきや、
今までに見たこともないくらい小さくて古びた空港でした。
空港内にコンビニを含めたショップも一切見かけなかったですし、
トイレも正直汚かったです。
これがネパールなのか...?
さて、ネパールではビザが必要なので、
アライバルビザを取得しなければなりません。
飛行機内でビザ申請用の紙をもらい、
また空港に着いてから、空港内で入国カードも貰って記入します。
さらに、ビザに写真も必要なのですが、
持ってない場合は、空港内で撮る必要があります。
この写真機で並んでいる時に書類を書いていたのですが、
分からないところがあったので、
前に並んでいた女性に聞いたところ、
自分の紙を見て、
「お、日本人だ」
かなりびっくりされました。女性も日本人だったみたいです。
自分は日本人ぽい人をみたら、その人の携帯をチラ見して、
日本語かどうかで確認するのですが、
その人のは完全に英語だったので気が付きませんでした。
「絶対中国人だと思ってたわ」
いや、現地の人にはすぐ日本人ってバレるんですけどね。
日本人に日本人って思ってもらえないのは損ですね。笑
この女性、同年代っぽいですが、
3年間ワーホリとかしながら海外を渡り歩いているらしく、
5大陸は全て回って、
パスポートにはスタンプがびっしり。
まだ自分のパスポートは、見開き1ページ分のスタンプしかなかったので、
かなり羨ましかったです。
写真も撮り終わると、バーコートのついた紙が一枚だけ出てきました。
自分の顔写真はプリントされていなかったのであれ?ってなったのですが、
そのままビザ代の支払いへ。
自分は15日間有効のビザを申し込んだので、
代金は25USドル。
他にも、ネパールルピーはもちろんですが、
日本円、カナダドル、香港ドルなど、
世界の様々な通貨で支払うことが出来ます。
これらの書類や支払いを済ませて、やっと入国審査へ。
これだけ済ませるのに、ざっと1時間はかかってしまいました。
今回は宿にお迎えをお願いして、
到着ロビーに自分の名前のカードを持った運転手が待っててくれているみたいです。
800ルピーでお願いしていたのですが、
先ほどの女性いわく、
相場は500ルピーほどらしいです。
知らなかった...
早速探そうとするのですが、
外に歩いて行くと、タクシーの客引きに、
「どこのホテルまで行くの?」
「もう運転手が待っててくれてるからいらないよ」
「君日本人だよね?」
「そうだけど」
「おお、コンニチハ」
「こんにちは」
「ねえ、どこのホテルに行くのか教えてよ」
全く話が通じません。
結局、自分のドライバーを見つける2,3分の間に、
5人位と同じような会話をしました。
インドではリキシャにめっちゃ声をかけられるとは聞いていたのですが、
ネパールでも日本人はこんなにモテるんですね。
タクシーの前まで来ると、ドライバーとは別の男が、
「荷物を後ろにのせなよ」
と、荷物を渡せというジェスチャーとともに言ってきました。
男に渡してタクシーに乗ると、
「チップ!チップ!」
「ん?なに?」
「チップ!チップ!ジャパニーズコイン!」
意味が分からなかったので困っていたのですが、
ふと後ろの座席を見てみると、欧米人旅行者っぽい人が乗っていたので、
彼に、これはなんなのかと聞いてみました。すると、
「君はあの男に荷物を渡して車に乗せてもらったね。だからチップを払わないといけない。」
「え?でもあの男に渡してた時間なんてたったの2,3秒じゃん」
「それでもだよ」
まじかよ。
しょうがないので、財布に入っていた100円を渡しました。
くそ、いきなりやられた。
これがネパールか。
タクシーの運転手は普通に良い人で、
全くトラブルもなかったです。
ただ、ネパールは慢性的に交通渋滞らしく、
4km ほどの距離を進むのに、1時間ほどかかってしまいました。
今回の宿は、友達に紹介してもらったところに泊まることにしました。
つくと、オーナーの方が、出迎えてくれました。
そこで先ほどのチップ男の話をすると、
「そんなのチップを渡す必要はない。なんでチップを渡してしまったんだ」
「後ろの欧米人旅行者がそういったから。あと、タクシーの運転手も教えてくれなかったから」
「タクシーの運転手はね、言えないんだよ。なぜなら、もし運転手がチップを渡す必要なんてないよというと、あのチップ男らは報復で、車にいたずらをするからね」
そういうことか。しょうもないことするなあ。
宿はドミトリーだと思っていたのですが、
なんと、1部屋もらえました。
この旅初めての個室です。嬉しい。
オーナーさんからトレッキングの情報も聞けたので、
明日はその準備に回ろうと思います。
それにしても、ネパール、めちゃくちゃ寒い。
ユニクロのウルトラライトダウンを持って行ったのですが、
全く歯がたたない。
これまで、半袖で過ごせる国しか行ってなかったので、
今は冬だということを完全に忘れていました。
しかも、トレッキングする予定の山はもっと寒いと。
できれば荷物は増やしたくないのですが、
このままでは凍死する未来しか見えないので、
これは服を買わないといけないかなあ。
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