2017年1月25日水曜日

27日目、アンナプルナエリアトレッキング ジョムソン〜ベニ〜カトマンズ

さて、今日はバスでジョムソンからカトマンズまで帰ります。
ジョムソンのチケットセンターで、
自分は1500ルピー、
サントスはネパール人価格の1200ルピーです。

ホテルに7時にバスが来ると聞いていたので、
早くに起きて支度して待っていたのですが、
案の定全く来る気配はありません。
こちらはネパーリー・タイムなので仕方がないですが。


遅れてくること1時間半、やっとバスが到着しました。
荷物を屋根に積み、乗り込んだのですが、
乗ってびっくり。
これまで経験した事ないくらいに狭いバスでした。



このバス、鍵はすごくアナログな鍵で、
ドアもジャバラのようになってて自動かと思いきや手動でした。
だからドアを閉める位置にボーイ兼集金係がいるんだな。



満員の状態で、ベニへと向かいます。
道がボコボコなのは知っていたので、
ある程度の心の準備はできていたのですが、
想像以上のバス旅でした。


舗装された道がないのは当たり前として、
岩だらけの道、
崖の上、
川の中、
あらゆるフィールドを突き進んでいきます。


そして、揺れる揺れる。
揺れるのはまだいいのですが、
道中で傾き過ぎて何度かバスが横転しそうになったのは、
ほんとに勘弁でした。


絶対気持ち悪くなるだろうと思っていたのですが、
なんかもう激しすぎて、
テーマパークのアトラクションに乗っている気分になりました。笑


また、こんな道なので、
よくバスの転落事故などが起きるらしく、
けっこう危ないとは聞いていました。


なので、シートベルトだけは絶対にしておこうと決めていたのですが、
そもそもシートベルトなんてありません。
乗る前に神頼みするしかないです。笑


ラオスとタイでたくさんの寺院に回っていたおかげか、
無事にベニまで着くことができました。


早速カトマンズ行きのバスチケットを買って、
ベニのマーケットを回ってきました。
ポカラからカトマンズのチケットは持っていたので、
ベニからポカラまでの差額分、500ルピーと、
サントスの分の300ルピーを払いました。


1週間ほど村に滞在していたので、
街と呼べる場所は人がたくさんいて、
圧倒されました。
といっても、大きいイオンの店舗の方が、
ベニの街より人がたくさんいるレベルですが。





自分は買うものもなかったので、
ベニの茶屋でミルクティーを飲みながらゆっくりしていました。
こちらでも地元の牛から絞ったミルクを使っていました。


ベニを出発するとき、
バスの客は数人しかおらず、
これでバスの経営は大丈夫なのかと心配になったのですが、
しばらくすると満員になっていました。



夜11時位に停車して、遅めの晩ごはんをとりました。
チョウメン(ほぼ焼きそば)が115ルピーです。
さすがに、もう山の価格ではなくて安心しました。
朝の5時にはカトマンズに到着しました。


この夜行バスが激寒で寝られなかったので、
ブランケットは必須だと感じました。


あと、今日乗った2台のバス、
もちろん途中でトイレ休憩をはさむのですが、
なんと、何もない普通の道で停まります。
つまり、その辺の道端でしろと。
これもネパール式ですね。
男はいいですが、女性は大変だと思います。


ですがこのネパール式トイレ、
何と言っても眺めが最高でした。
ヒマラヤの7,8千メートル級の山々に囲まれて用を足せるわけです。
アンナプルナ保全領域と銘打っている領域の中なので、
多少の罪悪感はあったわけですが、
そんなものがちっぽけに思えるほど壮大で、
銭湯の富士山も比じゃない開放感でした。

いろんな意味で、ネパールでしかできない刺激的な経験ができた1日でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿