2017年1月25日水曜日

33日目、ファテープルシークリー

アーグラへの夜行列車にて寝る前、3時間で1/4くらい進んでいるのを確認し、
これはもしかしたら時間通りにアーグラに着いてくれるかもと期待を抱いて、
朝5時にアラームをセットして寝ました。


が、アラームで目を覚まして、
マップで現在地を確認すると、なんと、
全体の半分も進んでない。
もしてして、運転手も寝てたのでしょうか...笑


結局全然時間通りに進んでなかったので、
隣の3段ベッドで寝てたカナダ人の青年と喋って時間を潰してました。
このカナダ人、30くらいに見えたんだけど、
実際は21で自分よりも若いらしい。
白人の年齢はほんとにわからない。


遅れること7時間、19時間掛けてアーグラ・フォート駅に到着しました。


アーグラはタージマハルで有名な街ですが、
タージマハルは明日にして、今日はファテープルシークリーに向かいます。


この駅のチケットカウンターで、
40km離れたファテープルシークリーへのチケットがなんと10ルピー。
インドの鉄道はこんなに安いんですね。



ただ、日本のように1時間に何本も電車があるわけではなく、
この日のファテープルシークリー行きの電車は、
残り午後2時発のと午後7時発のしかありませんでした。


時間があったので、明日のデリー行きのチケットもここで予約しました。
こちらはクレジットが使えたのですが、
お値段はなんと755ルピー。
バラナシ〜アーグラの半分以下の距離しかないのに、
値段は倍以上です。


しかしこれしか空きが無かったので、
この電車を予約することにしました。


ちなみに、デリー行きの電車は、
ここアーグラ・フォート駅からではなく、
アーグラ・カント駅から出ています。
しかも、この2駅間の移動手段はトゥクトゥクしかないので注意が必要です。


さて、午後2時発ファテープルシークリー行きの電車に乗りました。
電車の中はこんな感じです。





一般席だったので、インド人でパンパンになった電車を想像していたのですが、
意外と中はスカスカでした。



それにしてもこの電車、なかなか発車しません。
結局30分ほど遅れて発車したのですが、
5分ほどのろのろと動いて次の駅に行った後、
またしばらく動きませんでした。
この間に、たくさんのチャイ売りやお菓子売り、水やパン売りなどが、
電車の中から外から声をかけてきます。
こういうのはいいから早く出発して欲しいんだけど。
と思っても動きません。


個人的に、バスの遅延は許せても、
電車の遅延はなかなか許せないのですが、
周りのインド人はピーナッツをポリポリかじりながらゆったりとしています。
インドでは自分もこの人達を見習わないといけないですね。


再び30分ほど待った後、
ようやく電車は出発しました。


ここからは速くて、約30分弱で目的地まで到着しました。
そんなに速く移動できるなら、最初から本気だして欲しかったな。笑



この電車の中で、目の前に5人組くらいの青年がすわりました。
こいつら、たまに声を掛けてくるのですが、
なんか変な動きをしている気がする。
もしかしたら荷物を狙ってるんじゃないかと思って、
常に荷物を確認していました。


到着間際に、どこに行くんだと聞かれ、
有名なところに行きたいというと、
途中までついてきて、道を教えてくれ、
そのままどこかにいっちゃいました。
またまたインド人を疑ってしまった。


その目的地、ファテープルシークリーの周辺では、
ガイドが雇ってくれとめっちゃ声を掛けてきます。


自分は前知識もなかったので、
ガイドを100ルピーで雇って、いろいろと話を聞かせてもらうことにしました。


ガイドは若い青年でしたが、
インド人にしては英語もそこそこ聞き取りやすく、
良かったと思います。
写真撮影のおすすめスポットがあるらしく、
いろんな写真をとってくれました。









ガイドの最後に、おみやげを買わないかと言って、
象の置物を見せてきます。
確かにクオリティも高そうに見えるし、
そんなに高くなかったのですが、
普通にいらないので断ったら、
しつこくは言ってきませんでした。
ただ、最後にチップを請求されたので、
10ルピーだけ渡すと、それに不満だったのか、
フレンドとかいいながらもあっちへいけみたいなジェスチャーをされました。
わかりやすいですね。笑


帰りはバスです。
帰りの電車は午後8時の電車しかなかったので、
そこそこ本数のあるバスで、アーグラまで帰ることにしました。
電車より高くて40ルピーでしたが、
変な売り子も来ず、止まらずでちゃんと走ってくれます。笑


このバスの中で、
インド人ご一行に声を掛けられました。
はじめましての後に交代交代でバシバシ写真を撮られ、
さながら有名人の気分です。



といっても、会話は、自分が、
「このホステルまでトゥクトゥクでいくらでいけると思う?」
と聞いても、
「僕は君と話せてハッピーだよ。君もだよね?」
って感じだったんで、全然成り立っていませんでしたが。笑


バスを降りるとトゥクトゥクが声を掛けてくるのですが、
予想外に、ボッタクリ価格は掲示してきません。


これは、バラナシでもそうでした。
インド人のトゥクトゥクは騙そうとして声を掛けていると思って警戒していたのですが、
彼らをみていると、
単純に仕事が欲しいだけなように見えました。


そのトゥクトゥクで宿まで連れていってもらいました。
最近移動続きで体調があまりよくないので、ちゃんと休みたいと思います。

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