夕方のデリー行きの電車まで時間があるので、
今日アーグラの観光をしてきました。
まずは、有名なタージマハルです。
ここの入場料は、現地人は40ルピーですが、
外国人は1000ルピーと激高です。
入場場所とチケットの発売場所は違うので、
先に、タージマハルから1kmほど離れたチケット売り場に行かなければいけません。
クレジットが使えたので、クレジットで購入しました。
チケットを買い終わると、おっさんにガイドを雇わないかと声をかけられました。
そのおっさんは正式なガイド員だといって、自分の名刺のようなものを見せてきました。
そこに値段も書いてあったのですが、
インド人で1500ルピー、
外国人でなんと2000ルピーです。
いらないいらないって言って行こうとすると、
500ルピーでどうだとか、勝手に値段を下げてきます。
それでも高いので、 断り続けてたら諦めてくれました。
このチケット売り場の周辺、
たくさんのリキシャやトゥクトゥクが声を掛けてくるのですが、
チケット売り場からタージマハルまで、無料の送迎車があるので、
それに乗れば問題ないです。
タージマハルは荷物検査が厳しく、
自分はノートパソコンを持っていたので入場できませんでした。
どうすればいいか聞くと、
荷物の預け場所があるが、ここから1kmほど離れていると。
めんどくさ。
と思って嫌そうな顔をしたら、警備のおっちゃんが、
あの土産物屋に預けたらいいと言い出しました。
警備のおっちゃんのいうことなので信用して預けたら、
土産物屋に、
「無料で預かるが、あとでおみやげみてね」
ああ、きたか。
返してもらうときにバトルになるだろうなと思ったのですが、
一回はインドでこういう状況にあってみたいと思ったので、
むしろわくわくしてました。
そんなこんなでタージマハルです。
ここでもガイドを雇ってくれってめっちゃ声を掛けられました。
さて、タージマハルを見終わって、
いよいよ土産物屋との対決です。
土産物屋に行くと、次々と商品をだしてきます。
大理石の象、箱、キャンドル、さまざまです。
いかにその商品が素晴らしいかを語るのをふんふんと聞き、
最後に、
「でも実用性ないからいらないや」
と数回いうと、意外とあっさり引きさがってくれました。
ただ、今度は、
「荷物を見てたんだから、手間賃をくれ」
まあはじめは無料とかいってましたが、
確かにそれで助かったので、
お礼に10ルピーだけ渡して収まりました。
もっと激しくバトルかと思ったんだけどな。笑
ランチには、フライドライスとソルトラッシーを頼みました。
はじめ、注文を間違えられてスウィートラッシーが来たのですが、
1口飲んで気づいたので、それをそのまま返しました。
すると、店員が、そのコップを、なんと冷蔵庫の中へ。
おそらく次の客へだすのでしょう。
ノープロブレムとかいってましたが、
こっちからしたら十分プロブレムだよ。
タージマハルを見ている途中くらいから、
だんだん体調が悪くなってきたので、
アーグラ・フォートにいくのはやめて、電車の時間まで、
昨日のホステルで休むことにしました。
のどが痛いし、咳も止まらないし、
鼻をかんだら黒いものが出てきます。笑
おそらくインド含む、これまでの国の排気ガスにやられました。
そしてお腹も下してる。
さすがにやばかったので、
駅に向かう途中で薬局によって、
薬を買うことにしました。
薬局のおっちゃんに、症状を伝えると、
薬を持ってきてくれました。
3日分の薬をくれて、200ルピー程。安いです。
ただ、これらの薬を飲んで大丈夫なのかはわかりません。笑
特に下痢用の薬は毒々しい色をしてます。
すごく心配になります。
駅について、
時間ギリギリに電車に乗り込みました。
どうせ出発なんて遅れるだろうと思っていたのですが、
この電車は定刻どおりの出発で焦りました。
内装は、2列シートと3列シートで、
新幹線のような感覚です。
飲み物から食事、チャイ、アイスまで出てきて、
かなり豪華なサービスでした
途中で薬をこぼしたときにナプキンをお願いしたら、
すぐ持ってきてくれました。
この電車は755ルピーでしたが、
この内容なら納得です。
ノンストップでデリーに到着すると、大量のタクシーとトゥクトゥクが声を掛けて来ます。
体調も悪くてあんまりこの人達と関わりたくなかったので、
はじめのトゥクトゥクドライバーにだけ、いくらか聞いてみると、
なんと4kmの道で3000ルピー。
自分をインドの相場を知らない旅行者だと思ったか、
ただ言ってみただけなのかは知りませんが、
どちらにせよ相手にするのが面倒くさかったので、
去ることにしました。
すると1人がずっとついてきて、
「さっきのは騙してみようと思っただけだよ、500ルピーでどうだ」
って叫んでましたが、それでもボッタクリ価格です。
自分の運がなかっただけかもしれませんが、
デリーの印象が悪くなった瞬間でした。
ちょっと歩くと、また声を掛けられます。
「マスター、良いホテルあるよ」
「もう予約してるんだよね」
「そうなんだ。でも僕のすすめるホテルは、温水も出てwifiも使えて...」
「だから、もう別のホテル予約してるの。必要ないから」
「必要ないのね。でもね、僕のホテルは...」
「だから、必要ないから」
「お前には必要だ」
「いらない」
こんなことを何回か繰り返しても、やめてくれなかったので、
いい加減頭にきて、
「だからいらねーよ!消えろ!」
と怒鳴ったら、さすがに伝わって引っ込んでくれました。
風邪でだるかった体も、怒鳴ったせいかしゃきっとしてしまいました。
デリーに着いてから、数十分程度でものすごく血圧が上がりました。
元々メトロで宿まで行く予定だったのですが、
途中でバスターミナルを見つけたので、
そこで聞いて、近そうなところまで向かってくれるバスに乗りました。
15ルピーです。
こんな場所でもバスは安いです。
バスを降りて、宿まで歩いてるときも、
今度はツアー会社の客引きに声を掛けられました。
こちらは風邪で早く宿にいきたいと言っているのですが、
ずっとついてきてツアー会社に連れ込もうとします。
途中から無視していたのですが、
諦めずについてくるあたり、インド人はたくましいですね。
今日の宿は、1泊450ルピーとかなり高いですが、
wifiもホットシャワーも使えて快適でした。
ほんとは明日も1日寝ていたいのですが、
明日は満員で延泊できないみたいなので、
キャンセルが出ることを祈ります。
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