今回のトレッキングの最終目的地です。
実はトレッキング自体も、時間がかかるので、
元々やる気はなかったのですが、
ネパールに滞在してた友達に、
ジョムソンとムクティナートの辺りには、
ぜひ行ってみてと勧められて、
旅に組み込むことにしました。
そんな場所ですので、今日を特に楽しみにしていました。
今日は1日で、
標高2700メートルから3800メートルまで、一気に登ります。
歩く距離は15kmほど。
朝は8時半くらいに宿を出発して、
1時間ほどで、ジョムソンに到着しました。
ジョムソンには明日泊まるので、
今日は素通りです。
進んでいくと、
周りの景色が、どんどん茶色くなってきました。
確かにこれは、他の場所では見られないです。
ジョムソン〜ムクティナートの間は、
毎日午前11時くらいから、強い風が吹き始めます。
風向きは、ジョムソンからムクティナートに向かう方向に吹いてくるので、
今日はそんな問題にはなりませんでした。
ただ、風のせいでネパーリー・パウダーがひどいことになるので、
ここもマスクはあった方がいいと思います。
しばらく平坦な道が続くのですが、
カグベニとムクティナートの分岐あたりから、
ガッツリと上りの道になります。
この辺りで、標高もかなり高くなっていたので、
自分はガクッとペースが落ちてしまったのですが、
サントスは平気でどんどん登っていきます。
宿から出るときに、サントスは、
疲れたらすぐに言ってね、
ゆっくりゆっくり行こうと言っていたのですが、
自分が見えないところまで行かれると、
もう呼ぶことが出来ません。笑
水もエネルギー補給用のお菓子も全部サントスが持っていたので、
追いつくまでは休憩も補給も出来ません。
結局1時間くらい休憩なしで歩いて追いついたのですが。
標高のこともあって、すでに軽く頭が痛くなっていました。
流石にポーターガイドとしてどうなのかと、
頭にきたので注意すると、
今度はちょいちょい後ろを振り向きながら、
歩いてくれるようになりました。
一転してやたら振り向くようになっていたのが面白かったです。
そこからは自分のペースで歩くことができて、
夕方の4時半くらいに、ムクティナートに到着しました。
宿についてチェックインしようとすると、
なんとここも、水道が凍ってて水が使えないらしい。
たしかに、すでにこの辺りはマイナス10度で、
無茶苦茶寒かったです。
寒すぎて、携帯が動きませんでした。
深夜と早朝はさらに冷え込むらしい。ひええ。
荷物を置いて、有名らしい、
ムクティナート寺院に行ってきました。
チベット仏教のお寺みたいです。
入ると、やたら旗がかけてあったり、
ベルが色んなところにあるのが気になりました。
このマニ車は、下が水車のようになっていて、
ずっと回り続けています。
本殿です。
タイやラオスの寺院と比べると、質素な感じでした。
本殿の回りには、このように水が流れています。
この水道、全部で108あるらしい。
蛇口をよく見てみると、牛のような形をしています。
ここを通って水を浴びて、
最後に本殿の前にある溜池のようなところで泳ぐと、
何かご利益があるらしいのですが、
さすがにこんなくそ寒いのにやってる人はいませんでした。笑
見終わって降りて行くと、
途中で、ベルにミサンガサイズの紐がたくさん引っ掛けてありました。
サントスがそれを取ってくれました。
持って行っていいもののようです。
せっかくなので、ご利益を期待して、
左腕につけました。
ラオスの宿で貰ったものと合わせて、
今は2つ腕に巻いてあります。
これからもこういうものが増えていくんですかね。
0 件のコメント:
コメントを投稿